正直「やっとここまで来たか」という感想です。
障害者雇用に関して法定雇用率のポイントに換算されるかという事は雇う側にとっては重要な事です。
今回の見直しには「体調の変化が大きい精神障害者」がこれまで「週20時間の壁」に阻まれて、雇用に結び付かなかった部分を補完するものと期待しています。
私としては「法定雇用率のポイント」に関して思うところがあります。
対象になる障害者(精神だけではなく)のポイントは0.5ポイント換算となっています。
当人からすれば「一人前にはカウントされない」という気持ちもありそうです。
一方で、雇う側は「一人が短時間」なので8時間分の仕事を回そうとすると2人以上雇う計画になります。
雇用の枠は、0.5ポイントにする事で「倍以上に広がる」という考えもできるのです。
ワークシェアリングそのものです。
もう一歩踏み込んで「グループ就労」が出来ると、体調に不安を抱える私としては嬉しいです。
2名以上のグループを1人分の仕事で雇用して、欠勤による仕事の遅延リスクを回避する考え方です。
コンビニやファストフードのアルバイトでは決定してるシフトを欠勤する場合は「可能な限り自分で代わりの人(同じ職場の)を見つける」と言うことが定着しているように思います。
グループ就労では、元からピンチヒッターを用意しておくことで「見つけてお願いする」と言う不安要素のある部分を無くして「グループで一人分」の仕事を担当する考えです。
報酬の分配など考えなくてはなりませんが、働ける機会を増やしていくことが肝要かと思います。
働くチャンスが必要。
地域には「働ける高齢者・障害者」がたくさんいると感じています。条件が許せば、このマンパワーを活用可能です。
その際に重要なことはやはりこれでしょうか。
「やってみせ、言って聞かせ、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」ー山本五十六ー
これには続きがあります。以下のサイトをご覧ください。
働いて対価を得ることについては「やり甲斐」「生き甲斐」を見出す人も出てくるでしょう。
私の理想は、前日まで普通に働いて、普通に寝床に入って翌朝、天に召される。。。
今でもあるのかな・・・畦道に「ポックリ地蔵さん」?