ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

アニメで垣間見る経済的侵略

🇺🇦ウクライナでは「土地」をめぐる🇷🇺ロシアの思惑から、戦争が継続している。在ウクライナロシア人保護名目「特別軍事作戦」で、ウクライナのドンバス地方から黒海へ続く「土地」をロシアの国境線内にすることへシフトした様だ。おそらく、当初は🇺🇦ウクライナを🇧🇾ベラルーシの様に🇷🇺ロシアの傀儡国家にしようとしたのだろう・・

日本政府も「力による現状変更は断じて許されない」と言っているし、西側各国も同様だ。

武力で一国の考えを無理やり方向転換させるのは、長期にわたって人死がでる事は予想がつくだろうに。

ウクライナでは世界の注目度がここまでのモノになると🇷🇺ロシアは予想できなかったのだろう。正直なところクリミア半島の時は、そんな事があったのを私は知らなかった。

では力とはなんだろう? 支配とはなんだろう?

🇨🇳中国の経済力による現状変更の様なものが🇱🇰スリランカで起きている。

経済協力の名の下に、多額の債務を負わせて剥ぎ取る。「貸し剥がし」を🇨🇳中国という国家単位で行っている。結果、🇱🇰スリランカは強烈な物価上昇に見舞われている。市民は不満を抑えられずに、大統領批判のデモ→暴動。

この先どうなるか、以前見ていたアニメにそっくりな状況があった。

www.project-magi.com

このアニメ2012年(第一シリーズ)の第8話辺りで「煌」(ファン)という国家の紙幣にメインキャストの故郷である「バルバッド王国」が侵食されて、国政が立ち行かない窮地にまで至る。漢字一文字の国家・・あれれ?その国は今は漢字五文字以上の赤い旗の国?

あり得ない方法で解決していくのだが、流石に現実味はない。

ただ、武力を使わなくとも「傀儡国家」を打ち立てるのは可能だという事は、現実とリンクする。相手国内での内乱は自分の所為ではないし、反乱分子が居なくなってくれれば、相手国が自ら「傀儡国家の道」を選んだことにできる。

🇨🇳中国が国際通貨である人民元を背景に、傀儡国家を増やす事は「(経済)力による現状変更」に相当しないのかな?

尤も、国際通貨の円を持ち、「厳しい経済状況」とは言えG7のメンバーである日本に居るから言える事なのかも知れないけれど。