ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

アニメで垣間見る自衛隊のできる事と国際関係

🇺🇦ウクライナに🇷🇺ロシアが攻め入ってから、来週で2ヶ月になる。日を追うごとに、戦火は苛烈になっている。

何故に🇺🇦ウクライナだけこんなに世界から注目されているのだろう?
メディアの力は凄まじいと思い知った。

🇯🇵日本では平和維持活動(PKO)として、数年前に就役したばかりのC2輸送機で救援物資の輸送任務に就く事が決まりそうだ。

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PKOといえば、初の派遣となったイラクでの隊長。髭がトレードマークの通称「ひげの隊長」こと、佐藤正久さんが印象に残っている。
日本の支援の仕方は現地密着型。現地の風習(ひげ)などにも配慮しながら行っている様だ。

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ひげの隊長こと、佐藤正久さんのイラク派遣時代の写真

◆近代のアニメは、取材をして事実に基づいた表現になっている事が多々ある。勿論、ファンタジー要素も入った(魔法だの、異世界だの・・・)に助けられているところが大部分だが。

異世界専制国家と日本の間の争いから、両国の停戦講和に至るまでの物語で、自衛隊だけではなく、政治家・外交官の話も出てくる。国際関係とはとってもナイーブだな。。

「和平とは次の戦争までの準備期間」「日本は一市民の安寧を守ることを国是としている」という趣旨の台詞が妙に印象に残っている。

そんな中で、自衛隊がどう活躍できるのか?「ひげの隊長」(本人ではありません)もチラチラ登場する以下のアニメをお薦めします!。

gate-anime.com

 

◆最近は「自衛隊を軍にしなくては」と言う人がいる。仰りたい事は理解できる。一方で、海外の軍隊からすれば、既に日本軍として認知されていることが多いと思う。「ジエイタイ」として。

例えば「日本軍」と改名しても「活動の根拠になる法律と予算」を根底から見直さないと如何にもならない。その議論を迅速に行う事こそが大事な局面だと言うことには同意する。

◆直近では、🇷🇺ロシア・🇨🇳中華人民共和国・🇰🇵北朝鮮の3正面に対しての警戒・情報収集が必要とされているが、今のままでは確かに兵器・人員とも不足する事が透けて見える。島国とか小国とか言われるが、6,000以上の島からなる日本の領空・領海は実はとても広いからだ。

◆国が亡くなって仕舞えば、福祉政策も何も意味がなくなる。そして、今享受している70年以上の「概ね平和な生活」は奇跡なのかも知れないと言う事だ。

尤も、アラ還の私がアニメを通じて世界のことを勉強し直している現実がぁ〜

ま、その気になれば何からでも学べると言うことにしておこう。