私は、元航空自衛官の父と、基地のPX(売店)で働いていた母の間に生を受けた身である。三重県名張市出身の父と埼玉県所沢市出身の母が出会ったのは航空自衛隊のおかげともいえる。
2022年1月31日 残念な事故が起きてしまった。
航空自衛隊小松基地のサイトでも「お詫びとお願い」とトップに掲載されている。
過去にも航空自衛隊の訓練中に起きた墜落事故はある。
地理的に身近なところでは、入間川墜落事故。
小松基地では過去に住宅密集地にF-104Jが墜落した事故。
小松基地周辺の方々は「震災の時に助けてくれた自衛隊」と同時に「この事故のこと」も忘れすことはできないと思う。
今回の事故原因は今のところ不明。今回墜落したのは、「飛行教導群」所属の機体である。
「整備不良」「操縦ミス」などと決めつける方もいらっしゃる。「機体の老朽化」を指摘さる方もいらっしゃるが、どんな訓練をしているか、どんな整備体制なのかも知っていただきたい。
各機には機付長と呼ばれる、その機専属の整備責任者もいる。
ご遺族・関係者の心痛は察するに余りあると感じる。YouTubeのコメント欄に「遺族は戦闘機を弁償しろ」などと書く人もいた。(人なのか?)
今は一刻も早い原因究明を願うばかりだ。原因究明が一番の再発防止になると感じる。
国の防人として、献身を尽くされた方には、心からのご冥福をお祈り申し上げます。