ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

「せっかく」と「どうせ」掃除の話

私のアルバイトでのメイン業務

①清掃(店内・店外の床・廊下)

②消毒(ショーケースの取手・廊下のテーブル・レジの画面・ATM・コピー機の画面など)

③品出し

です。

5月からコンビニエンスストアで働いていますが、今日までレジを打ったことがありません💦

 

ところで、掃除をしていると作業が終わった場所を避けて通ってくださる人がいます。私としては、よほど汚れない限り気にしていないのです。

せっかく綺麗にしたばかりなのに」と思う方もいらっしゃると思います。

 

小さい頃に親から聞いた話です。

時は昭和30年代、アスファルト舗装道路と土の道が入り混じっていた頃。

その日は朝から大雨で、皆泥だらけの靴でその場を訪れます。

ベテランの職員がせっせと入口付近の床掃除をしてるのを見て「どうせすぐ泥だらけになりますよ」と声をかけたそうです。

そのかたは、「じゃあ君は食事をするのをやめるかい? どうせお腹が空くんだよ」と優しく言ったそうです。

綺麗な状態を保ちたいですが、それよりも来てくれた人に「少しでも気持ちよく利用してほしい」という考え方。

どう思われますか?

 

もちろん、汗水垂らして綺麗にしている事を認めてくださるのは嬉しい事です。心遣いも有り難いです。

こちらも「綺麗にしているんだぞ!」的な何かを垂れ流してしまっていたかも知れません。

某夢の国のスタッフさんのように「さりげなく」できると格好いいのですが・・・