おはこんばんちは〜
落語を聞くのが好きな男です。。。
「孝行糖」(こうこうとう)という落語のなかで「世の中使い物になんねぇ人間なんて一人もいやせんゼィ。もし居たとしたら、そりゃ〜使う方の人間の問題でサァ」と言うやりとりがあります。激しく同意します。。。
(16’10”)くらいにあります。。。
今日は高齢化についてです。
高齢化社会
随分前から言われていましたが、今一つ実感が伴わなかった気がしています。
障害者と高齢者の共通点が「なりたくてなる人は少ない」ってことかな。
特に高齢者の場合は障害のあるなしに関わらずに「高齢者になってしまう」のです。
どのくらい高齢化社会が進んでいるのか
ここで「〜白書」とか公のデータとかを出した方がいいのかもしれませんが、より分かり易くする為に実際に起きていることをお話しします。
公立高等学校の数
1980年代、埼玉県所沢市(私の出身地)には県立の高等学校が7校ありました。
埼玉県立所沢高等学校・・・通称 トココウ
https://tokorozawa-h.spec.ed.jp/
埼玉県立所沢商業高等学校・・・通称 トコショウ
https://tokorozawa-ch.spec.ed.jp/
埼玉県立所沢北高等学校・・・通称 キタコウ
https://tokokita-h.spec.ed.jp/
埼玉県立所沢東高等学校・・・通称 ヒガシコウ
埼玉県立所沢西高等学校・・・通称 ニシコウ(トコニシ)
https://tokonishi-h.spec.ed.jp/
埼玉県立所沢中央高等学校・・・通称 チュウオウ
https://tokorozawachuo-h.spec.ed.jp/
埼玉県立所沢緑ヶ丘高等学校・・・通称 ミドリガオカ
表示は開校年順にしてみました。
埼玉県立所沢商業高等学校を除いて当時は全てが普通科の高校でした。
普通科高等学校の廃校にみる高齢化
現在、上のリストから2校が校名変更、廃校となっています。
所沢市においては、普通科に通う高校生が2校分減ったと考えることができます。
私の時代は1クラス40〜45人くらいで10クラス前後。3学年合わせると約1,200人。それが2校ですから、2,400人!!
所沢市って特に交通が不便と言うわけでもないし、都心に通勤する人からも人気があると思っています。そんな地域でこの状況。。。
高校生が減っている→大学生も減る→若い社会人も減る→中高年の割合が増える→高齢化社会の出来上がり
公的年金問題
高齢化社会の問題点は日常生活の経済的な面にも現れてくると感じます。
年金制度維持する為に重要な役割を持つ若い世代がいない状況が出来上がっています。
この状況下では公的年金制度は頼りないと感じます。
障害者年金・老齢年金ともに既に崩壊状態にありますが、有効な手立てがあるのでしょうか?
高齢者と障害者のマンパワー
年金を受給する側を見てみると、働ける高齢者や障害者の雇用を増やす取り組みがあります。
こういった動きも今に始まったことではありません。
10年以上前から厚生労働省(当時)には「職業安定局 高齢者・障害者雇用対策部」と言う部署がありました。
高齢者と障害者が協力して仕事をすることで、新たな雇用の創出ができたら公的年金に依存しなくてもいいのではないでしょうか?
まとめ
高齢化社会には問題山積。
高齢者も障害者もなりたくてなるものではない。
若い世代の減少は紛れもない事実で、誰が悪いわけでもない。
公的年金制度は崩壊状態で頼りない制度になっている。
高齢者・障害者のマンパワーを活用して公的年金への依存度を減らせると元気な社会が取り戻せるかもしれない。
50歳を超えてから毎年感じることが「高齢者で障害者」はこの先どうすればいいの?ってことです。。。
一人じゃ解決できないことは従重承知していますが、「地域のチームワークが必要だな」と感じています。
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