おはこんばんちわ~
まだ眠気が残っている男です・・・
今日は家族についての話です。例によって私の経験からのことですから、ご参考までに。
家族がしている心配
私の主治医は代々続く精神科医ですが「精神の分野は研究途上なので、必ずこうなる というものが確立しきっていない」と言っています。
そうは言われても患者当人も、その家族も心配事はありますよね。。。
病状について心配される。
ご家族が健常者であれば当然のことです「この先どうなってしまうのか」という心配があります。その部分は患者にもわかりません。←身もふたもない言い方ですが・・・
実際には天候・疲労・睡眠の質など様々さ要因でその時の調子が変わってくる場合が多いからです。
逆に症状が左右される要因が特定できると安定した状態が維持できるとも言えます。
対処方法
対話を心掛けることが一番なのですが、調子が悪い時には会話することも大変になってしまうでしょう。
メモ書き
「今日は昨日に比べて調子が悪いから、部屋で横になってる」
この程度でも十分。家族は「どうして起きていられないのか」と心配する部分に関して理由が判るのでちょっと安心。。
とはいえ、一つの心配がすべての心配を払拭は出来ませんから「どんな風に調子が悪いのか」という疑問と心配を始めます。
ノート
家族が自由にみられるノートをつけることで、起きている時間帯の異なる家族にも状況を伝えていく事が出来ます。メモ書きと違って前日の事も記載があるので、読む方も比較がしやすいのがメリットです。
ノート自体は「日記」ではなく伝達のためのもので「義務感」を感じて書く必要はないと思っています。メモ書きの発展形ですからね。
体調がひどく悪い時は書くこともできないと思います。
その場合は見る方の理解も必要になりますが「書いていない」=「書けないほど調子が悪い」ってことですから、気にしないで続けていきましょう。
「体の調子」と「気分の調子」に分けて数値化してみると、自分にも家族にもわかりやすいです。その他は書きこむ内容は自由でいいと思います。
2019年12月18日 体 50% 気分 30%
夜中にパンと牛乳を食べた。
みたいな感じから始めてもいいと思います。
2019年12月25日 体 40% 気分 35%
ここ数日調子が悪すぎて書けなかった。
食欲もなくて困った。「ウィダーインゼリー」みたいなのがあると助かる。
こんな感じで書いてあれば「寝ていて起きてこない。起きられないほど調子が悪いみたいだ」というとき、対処に必要な情報も伝わります。
携帯電話
メモ書きやノートは書いて見てもらえるところに置いておかないとダメですが、携帯電話のメッセージ機能(いろんなアプリがあるので使い易いものでいいと思う)を活用してみる。実際に私の家では結構活用してます。(誤送信を防ぐため「+メッセージ」というアプリ)
寝込んでいても伝えたいことはあると思います。でも会話する元気がない時に有効です。
出来れば家の中でしたくないかもしれませんが、何も伝えないよりは何百倍もいいと思います。
注意点は「誤った送信先に送らない」ってことですね。。。
私は過去に家内に送ったつもりのメッセージが、姉に送っていたことがありました(;'∀')
訪問看護サービスの活用
10年前と違い精神障害者のための訪問看護サービスというものがあるのをご存知でしたでしょうか?
私自身も昨年からお世話になっているのですが、初めは「訪問看護」=「高齢者の服薬管理」というイメージしかなかったのです。
通院では医師との診察時間が限られていて、「5分診療」とかになってしまうこともあります。精神障害者のための訪問看護サービスは「自立支援医療」の対象になり、医療費控除が得られるだけでなく、契約時に「週何回」という契約をすることで受診の時に話せなかったことを聞き取って、必要に応じて主治医と連携も取ってくれます。
ほんと、助かっている部分があります。
特にうちの場合は家内も同じ種類の障害を持っていますので、対話が上手く行かないときに第三者である「訪問看護師さんから話をしてもらう」とか・・・
まとめ
精神=心と考えると、私たちはその部分で障害を負っていますが、周りの人々にも心があって心配をしている。。。「我も人なり彼も人なり」
対話をしなければ、自分の状況は理解してもらえない。
対話に用いる方法は会話以外にも工夫次第で何とでもなる。