ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

暑さ対策:昭和と郵便局と給水器

私の家にエアコンが来たのは昭和48年の夏でした。生まれたばかりの弟が、暑さにやられて病院に逆戻りしたことがきっかけでした。

思えばその頃から、人命に関わるほどの暑さだったのかもしれません。

小学生だった私が友達とよく行っていたのが「郵便局」でした。クーラーが効いていて、冷たい水も飲めました。

今思うと、涼みに来ているだけの子供を追い出しもせず、郵便局の方は見守っていて下さったのかと思います。

当時も公害が問題になっていて「光化学スモッグ注意報」の放送もされていました。

子供の足で10分位の場所にある駄菓子屋に行って、涼しい郵便局で休んでました。

住宅密集地の路地は、舗装もされていませんでした。

夏の間だけ「ところてん」を販売していたお家もあったりしました。

風鈴を売りに来るおじさんもいました。

家庭環境が変わって、エアコンがどのお家にも設置されるようになって、ファミコンなどのテレビゲームが遊びの中心になってからは屋外に興味を惹かれることが減った気がします。

地域ごとの夏祭り・納涼祭が減り始めたのも、この頃からでしょう。

今年も電力の逼迫で節電を呼びかけていますが、市民が楽しみながら節電できる方法を探すことも大切だと感じました。