ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

選挙:代議士の都合と一般社会の乖離。

選挙戦開幕の様です。
正直に言ってあまり興味が持てません。

昔からなんだと思いますが「政治に良い政治はない。どりらがよりマシかを選ぶだけだ」という言葉がありました。
選挙公約「今のままでいいじゃない」で町内会長にトップ当選した漫画がありました。

今日の経済情勢、安全保障情勢をどうして行くのかについて興味がありました。
報道を見ていると「本当にそれが実行出来るのか」「何を言っているのかわからない」のどちらか。

代議士という職業は、専門家であり同時に通訳であってもらいたいです。
国会議事堂は「流行語大賞を検討する場合」ではないのです。
専門家が専門用語を使うのは仕方がないです。
官僚も専門家ですから、専門用語を使うでしょう。

専門用語をつかなとは言いません。ただ、一般市民がわかる様に通訳する人がいなければ、専門家の存在意義がわかりません。
一般市民が言っていることを、専門家に伝える時にも通訳が必要で、その技量によって国民の声が政策に反映されるか否かとなる気がしています。

テレビ局が解説してくれることがありますが、それをまともに受け取って良いのでしょうか。
例えば防衛費の件。「GDPの2%に」と言われていますが、調べてみると「見解」であって「政策決定」ではありません。
非核三原則も「政府見解」であって、法制化されていません。

政権与党が変わっても、暮らしやすくなった実感はありませんでした。
公約に期待していた人も、実行できませんでした。
法律違反しても議員の立場に居座る人は多いです。

こうした過去の実績が、投票率の低下を招いていることに気がついてほしいです。
結構大切なことだと思うのですが、自らの立場を難しくする公約を口にする候補者は出てくるのでしょうか。