ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

なぜ意欲が出ないのか

昨日に続いて、自問自答です。

今日は「意欲」に関してです。

今の私は、外出する事自体が困難になっています。

外の世界に興味が向かない。外出するとお金が減る。身支度が面倒。等々

先週末から毎朝、頭の中で多数決が行われている状態です。

安全国で言論統制もなく、ワクチンも3回接種してマスクのストックもある。出歩いて自由に動く事が出来るのに、それをしたくない。

これは一体なんだろう?

多数決に負けた朝は、布団の中で身動きが取れない状態。まるで重力が自分だけ10倍になった様に布団に押し付けられて動けない。

起き上がるという事は自重(体重)約80kgの体を、起き上がらせるのだから、相当なパワーが必要な事は確かです。

一方で、これまでの様に仕事も約束事も無い日の朝は、多数決自体が行われない事に気がつきました。

自己暗示で「今日はなんの予定も無い日」と言い聞かせてみたりした事も有りますが、多数決の結果が「ダメ、今日は無理!」となった日は全く効果を発揮しません。

私の場合、多数決の最中に「その日のシュミレーション」が入って来ます。伝票処理を午前中にやって、午後からは会議に2時間出て、発注書を出すのに残業して仕事終わりが22時。

例外があるとすれば、眠る前から現場にいる時。

仕事場に着いてしまいさえすれば、その日1日は問題なく作業が出来るのです。

洋服の寸法直しの店をやっていた頃は、店舗に6畳の和室と押し入れ、キッチンが付いていました。当時は週休1日でしたが、苦痛に思った事は全く有りませんでした。

例えば、ここで新しい電動アシスト自転車などを買ったら・・・そこに興味があるので、それに乗って通勤する事自体が苦痛では無くなるかもしれません。

いい緊張感で、仕事が続いて、生活保護から出られて、原付に乗れる様になれば、更に・・・、原付の次は、軽自動車に・・・

苦痛に思う事が少なければ「意欲」は上積みされるものかもしれません。

今のは、通勤手段でしたが、私が若ければ、不謹慎かもしれませんが「好きな人」が職場にいるなら、家で寝込んでいる場合じゃ無いでしょう。

意欲も「欲」のうちである事を実感した57回目の春の日です。