ブダペスト覚書で核兵器を放棄したウクライナ。結果はロシアがこれを破り、侵略戦争を仕掛けた。
TBSの「報道特集」と言う番組で流れたものです。当該放送局の金平キャスター(ゲストじゃない)が、19:35辺りから「核共有議論」について「馬鹿げた・論外な話」と言っている。
ロシア・北朝鮮・中共と核保有国に対峙しながら、対抗しうる抑止力を持つことを考えてこなかった日本。このウクライナ情勢を見ても「論議」もいけないのか。
世界唯一の戦争被爆国の日本が論議するからこそ大事なのではないか。
「一部の政治家が」とか「プロパガンダの道具にされてしまう」とかも言っています。
放送局のキャスターの言葉だとすれば、岸田政権のプロパガンダの道具になっているのは、この放送局(TBS)のキャスターの方ではないか。
報道ってゲストの言葉には責任を負う必要はないと思います。いろんな意見があると思いますので、中立性を考えるならば。
同局で放送された「空飛ぶ広報室」と言うドラマでも、報道の在り方は取り上げていた。「ゲストの発言に関しては、放送局はその責任を負わない」
世界が新しい状況になってしまい「まさか」「万が一」が実際に起きている。
私の知人も広島で被爆した人はいます。でもあれから70年以上がたち、世界情勢は変化している。
核兵器は万能ではありません。積極的に開発・保有すべきとも思いません。でも、考えることもやめて「生殺与奪の権」を米国に丸投げでいいのか。
このキャスターは私と同年代か、それよりも上。ベテランだと思う。核兵器の事、戦争の歴史、抑止力とは何か、日米安保、日米地位協定などちゃんと勉強したのかな?
戦時下の避難先で「そう状態」(ハイな気分)になっているだけの様にも見える。