ピアの広場

2005年から書いている「 精神障害と共に生きていく」ブログです。

「東京圏に住む」1.

2020年も折り返し地点を過ぎた。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でオリンピックが延期になった。

現時点では、有効なワクチンは出来上がっていない。米国・中国に続いて、日本でも昨日(2020年6月30日)大阪大学の研究者が設立したバイオベンチャー企業アンジェス」が臨床試験を開始した。

2020年7月14日10時48分更新

東京圏

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東京都は現在、日本の首都(事実上)。

人口は1,400万人(推計)日本の総人口1億2,600万人(推計)の1割を超える。

東京都でも23区部を中心に、隣接する7県を含めて「首都圏」を構成する。

都内で仕事をしている他県の人口の多さの例として、所謂「埼玉都民」の為に通称「埼玉領事館」(埼玉情報センター新宿)が2005年3月末まで存在したほどである。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で見えたモノ

新型コロナウイルス感染症は猛威を振るい、既にWHOに依れば世界で50万人以上の犠牲者を出している。日本政府も「緊急事態宣言」発出したが、第2波・第3波の感染拡大危機は消えてはいない。

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私の住まいは東京都と埼玉県の境にあるが、電車に乗れば新宿までは小一時間。感染症を嫌う健脚の持ち主は「伝染」の原因である3つの蜜を避けるために、新しく通勤に適した自転車を買っている。

自転車の活用は他国でも有効手段と考えているようだが、通勤時の事故が増大しない事を祈ろう。

政府の「緊急事態宣言」以前にも「不要不急の外出自粛」を各基礎自治体で住民に要請。「都道府県を跨いだ移動の自粛」という要請もあった。

外出の自粛要請があってテレワークなどネットワークを利用して仕事の効率を下げない努力を各企業が実施。テレビ番組もコメンテーターなどが「リモート出演」をしていた。

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人口密度

一応は緊急事態宣言解除が発出されたが、東京では新規感染者が連日50人を超えている。

様々な原因が挙げられているが、そもそも人口密度が高い。

東京都の人口密度は約6,400人/1K㎡であるが、累計感染者が0人の県(2020年6月30日まで)岩手県のそれは約80人/1K㎡である。約80倍の格差がある。
私の出身地である埼玉県でさえ2,000人/1K㎡には届いていない。

九州の7つの県に沖縄県を加えた人口が約1,450万人で東京都は約1,400万人と、その過密さが現れている。

感染症予防に於いて、3つの蜜を避ける事は有効である事が裏付けられている。
「インフルエンザによる犠牲者が例年の1/4になった事」を蜜を避けた効果だとする専門家の意見がある。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザは「人との接触機会」が無ければ感染しようがない病気だからだ。

まとめと次回予告

少ししか書いていないのに、文章を考えているだけで疲れてしまった。

次回は「東京圏に住む」2.として、ベッドタウンの事を書こうと思っている。

方向性は、COVID-19を機会に見直してみたら「地域性が障害者・社会的弱者を作っているかも?」と言う事。資料を調べていて感じた事は「東京は人が多すぎる」につきる。

多少誤差が生じると思うが、人口密度は岩手県の「80倍」・・どうにかならないのか。

思えば、国会議員と言っても「地元」がある。そういう意味でも「東京は地方人の寄せ集め」とも言えるのかもしれない。

余談になるが「三密」「3つの蜜」若干意味合いが違うみたいだ。気になる方はウィキ先生で見てもらいたい。

上手くいくか不安な企画だが、今だから書ける事を残そうと思う。