はじめまして。
私、精神障害者です。
そりゃもう、20年以上も・・・
ここで一つ、皆さんに知っておいて欲しいことがあります。
それは、「精神障害者」と「精神異常者」は違います。
そりゃもう違いますよ。
本当ですよ。精神障害の比率は100人に1人と言われています。
一方、現代社会で障害者雇用率は2%を超えてきています。
100人以上の従業員を抱える企業は2人以上の障害者を雇用していないと、毎年6月1日時点で国から指導が入り、官報に企業名が発表され罰金年額約60万円/人が発生します。
官公庁の場合は要求した予算額からこの金額が差し引かれてしまいます。
この決まりを作った国の機関で3,700人以上の水増しが行われていたことがありました。
起きてしまったことは仕方がないにしても、憤りを禁じえません。
話が逸れましたが、100人以上の従業員を抱える企業は丁寧に聞き取りをすれば特別な雇用枠を設けなくとも「法定雇用率」を達成している可能性さえあるのです。
ところが、現代では「精神障害者」のことを知らないがために「よくわからないものは怖い」→「排除」となってしまっていた時代もあったのです。
身体障害・知的障害の方と比べて精神障害者は一見してわかりにくく、「排除」を恐れて精神障害者が申告できないことも弊害を呼び込んでいると感じます。
次回は、精神障害者と合理的配慮のことを記してみようと思います。
それでは今日が皆様にとって素敵な日になりますように・・・